2025-12

日本ドラマ

なぜ向井康二の闇落ちは、こんなにも刺さるのか――『ラストマン FAKE/TRUTH』栗原幹樹から読み解く

特別ドラマ『ラストマン FAKE/TRUTH』は、「正しさ」と「真実」のあいだで切り捨てられていく人間を描いた物語だ。その中心に立つのが、向井康二演じる栗原幹樹である。怒りや狂気を露わにするのではなく、静かに、取り返しのつかない地点へと立ち...
邦画

福山雅治「エゴサしても“ラストマン”ばかり」映画『ラストマン』25年12月29日公開御礼舞台あいさつ

映画『ラストマン』の舞台あいさつに福山雅治、大泉洋、永瀬廉らが登壇。うちわエピソードや北海道撮影の思い出、質問コーナーでの軽妙な掛け合いを詳しくレポート。
韓国映画

映画『大洪水』は何が新しいのか|ディザスターの皮をかぶったSFと母性の物語

映画『大洪水』は、タイトルどおりのディザスタームービーだと思って観始めると、確実に戸惑う作品だ。都市をのみ込む洪水、次々と迫る危機、圧倒的な映像スケール──序盤は王道の災害映画として進んでいく。しかし物語が進むにつれ、焦点は「生き延びるかど...
海外ドラマ

『Dating Game』意味深なジュンジの視線は何を語っていたのか──“制御しない選択”が生まれた瞬間

『Dating Game』第3話で描かれた、ヒルとジュンジの初めてのデート。名所を巡る穏やかな時間の中で、ジュンジは終始落ち着いているように見える。けれど、物語の終盤、バッティングゲームでふと向けられた“意味深な見視線”が、観る者の心に引っ...
日本ドラマ

岩本照が演じる“守る男”は、なぜこんなにも安心感があるのか

岩本照が演じる「守る男」には、不思議な安心感がある。派手な言動で周囲を引っ張るわけではない。だが、状況を見極め、判断し、必要な一歩を迷わず選ぶ。その積み重ねが、気づけば「この人がいるなら大丈夫だ」という感覚につながっていく。なぜ岩本照が演じ...
邦画

多摩恵はなぜ戦い続けたのか──『ナイトフラワー』が描く“生の実感”と居場所

危険な夜の世界で「守る」ことを選んだ多摩恵。その選択は破滅か、それとも救済か。生きる理由と居場所をめぐる物語を読み解く。映画『ナイトフラワー』考察
邦画

『10DANCE』は、言葉より先に踊り出す──竹内涼真と町田啓太が魅せる、異なる身体が組む瞬間

『10DANCE』で描かれるダンスは、振付を見せるためのものではない。相手の呼吸を読み、距離を測り、身体そのもので語り合うような踊りだ。竹内涼真と町田啓太。同じダンスに向き合いながら、まったく異なる身体を持つ2人が組むことで、この作品は、言...
邦画

海が見た「紫の海」は何を意味していたのか──『ナイトフラワー』が描く赤と青の世界

服や小物などに繰り返し現れる色彩。『ナイトフラワー』を観ていると、なぜか赤と青が強く記憶に残る。そしてふいに語られる、「紫だった」という、海の記憶の中の海。それはただの印象的な色だったのか。それとも、この物語が静かに差し出した“違和感”だっ...
邦画

『LOVE SONG』なぜカイは姿を消したのか――二度の牽制で理解してしまった自分の「居場所」

物語の中で、ソウタの母が語る言葉は多くない。けれどその存在は、カイの人生を静かに反転させてしまう力を持っていた。丁寧で穏やかな言葉は、カイに彼の居場所静かに突きつける。本記事では、高校から大学まで、学生時代のカイに焦点を当て、短い言葉が彼の...
韓国ドラマ

韓国ドラマ『明日はきっと』──パク・ソジュン×ウォン・ジアンが紡ぐ、静かな感情

パク・ソジュンとウォン・ジアンが共演する韓国ドラマ『明日はきっと』をレビュー。現在と過去を行き来しながら、言葉にされない感情と心の距離を、抑制された演技と映像美で描く静かなラブストーリーの魅力を紹介する。