『モエカレはオレンジ色』ネタバレ解説|岩本照が魅せる、命を懸けた恋と成長の物語

モエカレはオレンジ色 映画

消防士と女子高生のピュアな恋を描いた映画『モエカレはオレンジ色』。主演はSnow Manの岩本照。無口で不器用な消防士・蛯原恭一を繊細に演じ、その誠実さとまっすぐな優しさが胸を打つ。原作は玉島ノンの人気少女漫画で、恋愛だけでなく「命を守る」というテーマを真正面から描く青春ドラマでもある。本記事では、岩本照が体現した“命を懸けた恋”の行方を、ネタバレを交えながら解説する。

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🎞作品情報|映画『モエカレはオレンジ色』

  • 作品名:モエカレはオレンジ色
  • 公開日:2022年7月8日
  • 監督:村上正典
  • 原作:玉島ノン『モエカレはオレンジ色』(講談社「デザート」連載)
  • 脚本:山岡潤平
  • 出演:岩本照(Snow Man)、生見愛瑠、鈴木仁、上杉柊平、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、古川雄大 ほか
  • 主題歌:Snow Man「オレンジkiss」
  • 配給:松竹
  • ジャンル:青春・ラブストーリー/ヒューマンドラマ
  • 上映時間:97分

映画『モエカレはオレンジ色』岩本照ネタバレあらすじ|不器用な消防士が見せた“まっすぐな愛”

転校して間もない高校生・佐々木萌衣(生見愛瑠)は、クラスに馴染めず孤独な日々を送っていた。明るく振る舞おうとしても、どこか人と距離を取ってしまう。そんなある日、学校で避難訓練が行われるが、名簿から萌衣の名前が漏れていたため、誰にも気づかれず屋上に取り残されてしまう。そんな、彼女の存在に気づき救出したのが地域の消防士・蛯原恭一(岩本照)だった。冷静な表情と無駄のない動き、そして厳しい言葉。怖いはずなのに、萌衣は初めて「本気で人を守る人」に出会った気がして、胸の奥に小さな火がともる。

数日後、スーパーで弟と買い物をしていたところ、転びそうになった弟を助けたのも蛯原だった。偶然の再会に運命を感じた萌衣は、彼をもっと知りたいと思うようになる。弟を口実に消防署の見学に出かけた萌衣は、蛯原の真剣な横顔を見つめながら、改めて“人を救う”という仕事の重みを知る。

最初は冷たく距離を取っていた蛯原も、真っすぐに見つめてくる萌衣の存在を次第に意識し始める。そんな中、消防署の仲間たちと萌衣、友人の紗弓らはバーベキューをすることに。和やかな雰囲気の中で、萌衣は勇気を出して蛯原に想いを伝えるが、彼は真剣に取り合おうとしない。年齢の差、立場の違い、そして職業柄の責任感。蛯原は彼女の恋心を受け止めることができなかった。

それ以来、萌衣は胸の奥に重たい痛みを抱え、以前よりも表情を曇らせるようになる。そんな中、萌衣の弟は姉の誕生日に小さなパーティーを企画する。蛯原も招待し、萌衣は密かに胸を弾ませていた。しかし、約束の時間を過ぎても蛯原は現れない。外では多重事故が発生しており、その知らせを受けた萌衣は、蛯原が巻き込まれたのではないかと動揺する。幼い頃に父親を亡くしている彼女にとって、「また大切な人を失うかもしれない」という不安が押し寄せ、心が張り裂けそうになる。

実際、蛯原は事故現場に居合わせ、救助活動にあたっていた。夜になってようやく無事な姿を見せた蛯原を見た萌衣は、安堵のあまり涙をこぼす。その姿に触れた蛯原は、これまで意識的に距離を置いていた自分の態度を見つめ直し、ようやく彼女の想いと真剣に向き合う覚悟を決める。

やがて、蛯原の仕事を理解したい一心で、萌衣はこっそりと救急救命士の資格取得を目指し始める。誰にも言わずに勉強を続ける彼女だったが、蛯原がそのことを知り、激しく反対する。彼には過去に恋人を事故で亡くした経験があり、その時の「救えなかった」記憶が、心に深い傷として残っていたのだ。人を助けることの尊さと同時に、どんなに努力しても救えない現実を知っているからこそ、彼は萌衣に危険な道を歩ませたくなかった。

そんな中、大型商業施設で火災が発生。偶然その場に居合わせた萌衣は、買い物中に避難誘導が遅れ、煙の充満した店内に取り残されてしまう。現場に駆けつけた蛯原は、出火場所に萌衣がいると知り、動揺を隠せないまま救助に向かう。懸命に呼びかけながら炎の中を進んだ先で、蛯原が目にしたのは、怪我をして動けない客のそばに寄り添う萌衣の姿だった。恐怖の中でも誰かを助けようとする彼女の姿に、蛯原は心を震わせる。仲間と連携して2人を無事に救出し、萌衣を抱えて建物を出たとき、彼の中で何かが変わっていた。その瞬間、蛯原は初めて“守りたい”という想いを真正面から受け入れる。萌衣の中でも、恋心は“憧れ”から“使命”へと変わっていき、二人の絆は危機の中でより深く結ばれていく。

時間が流れ、高校の卒業式の日。制服姿のまま、萌衣は真っ先に消防署へと向かう。訓練場では、蛯原が仲間とともに汗を流していた。萌衣の姿に気づいた蛯原は、驚いたように立ち止まり、静かに笑みを浮かべる。二人の間に言葉はない。それでも、これまで積み重ねた時間と想いが、互いの瞳に映っていた。これまで抑えてきた想いを互いに伝え合い、ようやく気持ちがひとつになる。

映画『モエカレはオレンジ色』の見どころ3選|岩本照がハマり役すぎる消防士に!

見どころ①|“消防士役がハマりすぎる”岩本照の存在感

Snow Manの岩本照が演じる消防士・蛯原恭一は、まさに“はまり役”だ。
SASUKE常連で知られる彼は、グループ内でも筋肉担当。鍛え抜かれた体と真面目な性格が、命を懸けて人を救う消防士という職業に驚くほど自然に馴染んでいる。制服姿での救助シーンや訓練場面では、説得力とリアリティが抜群だ。

本作が映画初主演となる岩本は、演技面でまだ硬さは残るものの、不器用で誠実な蛯原像を好演。感情を抑えた演技がかえってキャラクターの不器用さとリンクしており、観る者の心に素直に響く。

また、Snow Manファンにとっては、無口で真っすぐな岩本の“疑似恋愛”を楽しめる作品でもある。普段のパフォーマンスでは見られない穏やかな笑顔や、優しく見つめる眼差しに、多くのファンが胸をときめかせたに違いない。

見どころ②|恋と仕事の“はざま”で揺れるリアルな感情

設定自体は王道で目新しさはないが、本作が他の青春ラブストーリーと違うのは、消防士という危険と隣り合わせの職業を通して描かれるリアルな感情だ。蛯原は、恋愛よりもまず「命を救うこと」を優先する真面目な男。萌衣への想いを抑えながらも、彼女の純粋なまなざしに心を揺らす姿が丁寧に描かれている。

恋と仕事の“はざま”で揺れ動く不器用な大人の心情が、観る者に共感と切なさを与える。命を扱う現場に生きる者のリアルな葛藤を描いた点が、この映画の大きな見どころだ。

見どころ③|Snow Man主題歌「オレンジkiss」が物語を包み込む

エンドロールで流れるSnow Manの主題歌「オレンジkiss」は、本作を象徴するような温かく切ないラブソングだ。
“君を守りたい”というフレーズは、消防士として人を救い、恋人として大切な人を想う蛯原の気持ちと重なる。
タイトルにある「オレンジ」は、炎の色であり、同時に人のぬくもりを表す色。命の現場で生きる彼の世界を、やさしく照らすような楽曲となっている。

物語の終盤、萌衣と蛯原が再び想いを通わせる場面でこの曲が流れ出すと、まるで二人の心情を代弁するようにストーリーが包み込まれていく。温もりと切なさが入り混じるメロディは、観客の感情を一気に高ぶらせ、ラストシーンの余韻をより深く残す。

また、「オレンジkiss」はSnow Manの中でも岩本照がセンターを務める楽曲であり、彼自身の主演作とリンクしている点もファンにとっては特別だ。ライブパフォーマンスでは力強さと優しさを併せ持つダンスで表現されており、映画の蛯原と同じく“守る強さ”がテーマになっている。映画を観たあとに改めてこの曲を聴くと、歌詞の一言一言が蛯原と萌衣の物語を思い出させ、もう一度胸を熱くさせる。

主題歌という枠を超え、作品全体の感情を完成させる“もう一つのエンディング”。『モエカレはオレンジ色』は、この曲が流れて初めて真のクライマックスを迎えると言っても過言ではない。

『モエカレはオレンジ色』が伝える“まっすぐな恋”の強さ

『モエカレはオレンジ色』は、恋愛映画でありながら“命を懸ける仕事”という現実を背景にした、芯のある青春物語だ。岩本照と生見愛瑠のピュアな関係性は、恋のときめきだけでなく、支え合う強さを教えてくれる。危険と隣り合わせの消防士という設定に、SASUKE常連の岩本が自然に溶け込み、初主演ながら誠実に演じきった姿は印象的。Snow Manの主題歌「オレンジkiss」が流れるラストには、観る人それぞれの“守りたいもの”がきっと重なるだろう。

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