映画『(LOVE SONG)』舞台挨拶レポート|Snow Man向井康二&森崎ウィン、撮影裏話に会場大盛り上がり!

love song 邦画

10月31日に公開された映画『(LOVE SONG)』。公開翌日の11月1日には大阪、そして11月2日には東京で舞台挨拶が行われた。筆者が参加したのは、アクアシティお台場ユナイテッド・シネマ15:20の回。本編上映後に開催された舞台挨拶は、ネタバレありのトークがたっぷり披露され、温かくも笑いの絶えない30分となった。
主演の向井康二(Snow Man)と森崎ウィン、共演の藤原大祐、齊藤京子が登壇し、それぞれが作品への思いや撮影エピソードを語り合う姿に、会場は終始大盛り上がりだった。

映画『(LOVE SONG)』基本情報

  • 監督:チャンプ・ウィーラチット・トンジラー(『2gether』監督)
  • 主演:向井康二(Snow Man)
  • 共演:森崎ウィン、藤原大祐、齊藤京子、及川光博 ほか
  • 公開日:2025年10月31日
  • 作品概要:
    東京とバンコクを舞台に、再会した二人の青年が“未完成の曲”を通じて心を通わせていくラブストーリー。
    音楽・友情・恋愛が静かに交差する本作は、日タイ合作ならではの色彩と情感で描かれている。

映画『(LOVE SONG)』舞台挨拶レポ|向井康二&森崎ウィンが語る撮影裏話と共演エピソード

舞台挨拶の内容

この日行われた舞台挨拶は全4回。最初の2回は大先輩の及川光博が登壇し、マスコミ取材も入っていたため、やや緊張感のある雰囲気だったという。しかし筆者が参加した3回目の回は、マスコミなし・及川も不在。登壇者たちはすっかり肩の力が抜け、まるで楽屋の延長のような自然体トークを展開していた。

登壇者は森崎ウィン、向井康二、藤原大祐、齊藤京子の4人。スクリーンを背にして並んだ瞬間、客席からは大きな拍手と歓声が上がった。

役柄との共通点を問われて

最初の質問は「演じたキャラクターと似ているところはありますか?」。真面目すぎる会社員ソウタを演じた森崎ウィンは、映画の中で印象的な“あるシーン”を例に挙げながら、「情緒不安定なところは似ていないです(笑)」と回答し、会場の笑いを誘った。「一方で真面目な部分は似ているところもある」と笑顔で語る姿に、観客の頬も緩む。

一方、カメラマン兼ミュージシャンとしてタイで活動するカイを演じた向井康二は、「見どころは“裸でカイジャオ(タイの卵焼き)を作るシーン”。なんで裸で作るのか、自分でもわかりません(笑)」と自虐トーク。(実際は冷房が壊れている、という設定だったらしい)会場からは大きな笑いと拍手が沸き起こった。劇中でソウタにふるまうカイジャオは、向井本人がセリフを言いながら実際に調理したもので、「セリフと調理を同時にするのが本当に大変だった」と、撮影の苦労も明かした。

現場での向井の姿

藤原大祐は、ドラマ『リビングの松永さん』で向井と共演して以来の再共演。「その時は普段の向井さんそのままだったんですが、今回は現場での空気が全然違っていました」と切り出す。「撮影中は考え込みながら現場を歩き回っていて、役に深く入り込んでいる様子でした」と、俳優としての向井康二の“変化”を感じたと語った。

森崎もその話にうなずきながら、劇中の重要なライブシーンについて触れる。「通常は歌を事前に録音して撮ることが多いんですが、向井くんは何度も実際に歌い続けたんです。その熱のこもった歌に心を動かされて、僕自身も涙を流すシーンを自然に演じることができました」と振り返った。向井の真摯な芝居が、共演者にも確かな影響を与えていたことが伝わるエピソードだった。これに対し、向井は「キーが高くてかなり喉がキツかった」と笑いを誘うも、ライブシーンの出来には自信を見せた。

雨とバイクの撮影秘話

トーク終盤では撮影裏話が次々と飛び出した。森崎は「雨のシーンに注目してほしい」と切り出し、「実際は映像で見るよりもずっとすごい雨を降らせていたんです。嵐みたいでした」と笑いながら振り返る。

続いて向井は、公開前に自身のInstagramでも話題になったバイクのシーンの裏側を披露。「正面から大量の水をかけられて、すごいことになってた(笑)」と撮影時の様子を再現しながら語り、会場からは思わず「大変だったね!」という声も上がるほど。過酷な撮影の中でも笑顔を絶やさなかった向井の姿勢に、客席からは自然と拍手が起こった。

おわりに

上映後のトークということもあり、登壇者たちは物語の核心に触れながらも、撮影の裏側やお互いへの信頼を笑顔で語り合っていた。
イベントの最後には、向井が客席に向かって「今日は本当にありがとうございました」と深々と一礼。

映画『(LOVE SONG)』は全国で公開中。東京とバンコクをつなぐ“未完成のメロディ”が、スクリーンを通して静かに心を震わせる。
観終わったあと、ふと誰かを想いたくなる――そんな余韻を残す作品だ。

コメント

  1. ヤギシタヒトミ より:

    向井康二の一ファンです。このサイトでよしはら様が書かれた「ラブソング」「DaitingGame」、向井康二への講評に感動して、コメントを書いています。
    私は2020滝沢歌舞伎(DVD)からスノーマンにはまり、九剣士の冒頭、向井康二の刀を構えた姿に魅了されて以来、彼から目が離せなくなりました。
    芸能界の事はド素人す。がとりわけ2025年~、彼にはそれまでにない大飛躍を遂げた年ではなかったか?と思っています。それは歌やダンス、バラエティーとは異なる別の世界、俳優人の一人としての飛躍、それが「ラブソング」「Daiting Game」ではないかと。もちろん俳優としての彼の才能は、それまでにもテレビや舞台でも見せており、また様々なアイドル活動の中から、見る人が見抜いた結果なのでしょう。「Daiting Game」ではタイ語のセリフに苦しみ、一度はあまりの過酷さに涙を流しながら撮影の継続をあきらめかけた事もあったとか。その一方で日本での様々な映像媒体での撮影にも彼らしく大活躍してきました。おそらくその真っただ中にあったのが「それスノ」のダンスバトルだったのではないかと。仲間はそんな彼の努力をたたえるかのように優勝トロフィーの受け取りを子どものように泣きじゃくる彼に委ねました。その間の努力は素人の想像の域をはるかにきっと超えているでしょう。
    10月末からスタートした「ラブソング」は2か月たった今もまだ上映が続いています。まもなく終了するようですが。私はこの映画に9回足を運びました。同じ映画を複数回観るなんてこれまでの人生にはあり得なかった事です。他にもSNS上では20回、30回、40回観ましたという強者もいます。しかも多くの皆さんがこんなに何回も観た事、また観たいと思った事は初めての事だと、そして上映終了のロスからDVDの発売を心待ちにしていると書いていらっしゃいます。同じくです。
    そしてこのサイトに書かれたよしはら様のコメントを見つけた時は小躍りしました。全て通して順に手元で読みたい熱望し、できるだけ日付順に整理して紙媒体にさせていただきました。さすがにプロの方のコメントです。自分ではどのように表現していいかわからず、もどかしい思いをしていた事が多々ありました。それを文字で書いていただき、「そう!これ、私が言いたかった事は・・・」、あるいは「あの場面はこういう表現で書いたら、まさにその通り!」と何度も納得しました。これでやっと何回も読み返して咀嚼できる時間が作れると今ワクワクしております。
    さて、つたない文で長々と失礼しました。「ラブソング」「Daiting Game」向井康二への記事に感動して、一人静かに、でもぎらぎらする気持ちを何とかお伝えしたく、コメントさせていただきました。「Daiting Game」も「ラブソング」も何かとまだまだ偏見の対象となりがちなBLのドラマでしたが、そんな事微塵も感じさせない、人が人に恋い慕う事の尊さを思いださせてもらい、「恋する二人に恋」をさせてもらいました。

    追伸 テレビで見た「ラストマン」での彼の演技もとても短いものでしたが、深く傷ついた心を目と表情だけで見事に表現した印象的なシーンでした。彼ならではのこの演技は、これからもきっとたくさんのメディアで輝き放つでしょう。楽しみしかありません。

    • とても丁寧なコメントをありがとうございます。
      そして承認が遅くなり申し訳ございません。
      一つひとつの言葉を、大切に読ませていただきました。
      自分の感じたことを言葉にしたものが、誰かの気持ちに寄り添えたのだと知ることができ、とても嬉しく思います。
      印刷して読んで頂いているなんて、胸がいっぱいです。

      私もLOVE SONGやdating gameを観て「この気持ちを誰かと共有したい!この時の気持ちを忘れたくない」という想いで書かせて頂きました。
      これからも向井康二さんの人を惹きつける表現が、より多くの人の心に留まり続けるように、言葉でその魅力を表現できたらと思います。
      読んでいただいて、本当にありがとうございます。

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